IO-Link
IO-Linkの概要
- IO-Linkはセンサ、アクチュエータ、IOハブなどの末端機器との通信を行うシリアル通信プロトコルです。フィールドバスの一種ではありません
- センサ、アクチュエータ、IOハブなどの末端機器がIO-Linkデバイスとなり、リモートI/OなどがIO-Linkマスタとなります。このIO-LinkマスタとIO-Linkデバイス間でpoint-to-point(1対1)のシリアル通信を行います
- IO-LinkマスタとIO-Linkデバイス間の接続ケーブルには汎用センサ・アクチュエータ用の非シールドの3芯ケーブルが使用可能です
- 入出力信号(I/Oプロセスデータ)だけでなく、機器の識別情報や診断情報の取得、機器のパラメータ設定などを行うことが可能です
- 機器の設定や情報の取得はPLCエンジニアリングツールだけでなく、FDTフレーム(PACTware等)で行うことも可能です ※FDTフレーム:国際規格で規定されたソフトウェアインターフェースであり、メーカが異なっても単一のFDTフレームで機器とのアクセスが可能なソフトウエア。TurckではFDTフレームであるPACTwareを無償で提供しています
- 国際規格 IEC 61131-9で規定されたオープンな規格です
IO-Linkインターフェース仕様
- IEC61131-9, SDCI(Single-drop digital communication interface for small sensors and actuators)
- サイクリック プロセスデータ通信速度:約2.3ms(COM2, 38.4kビット/秒)
- *診断情報やコンフィギュレーションは非周期通信を使用
- IO-Link通信モードとSIOモード
IO-Linkデバイスは、IO-Linkマスタと接続された場合、IO-Link通信を行います
接続先がIO-Linkマスタではない場合、一般的なバイナリ入出力(SIO)を行います
- 最長配線距離 20m
- ケーブルのコネクタサイズはM12 3芯(Port Class A)が主流、仕様には M8, M5サイズまたM12 5芯タイプもあります
- IO-Linkデバイスは、IODDファイル(IO-Link Device Description:IOデバイス記述)を持ちます。
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IO-Link is opening the door to Industrial Internet of Things
関連情報
- Brochure – IO-Link-Devices – Commissioning
- Video – IO-Link is opening the door to Industrial Internet of Things
- Brochure – IO-Link All-in-One Solutions – Enabler for Industry 4.0
- Flyer – IO-Link – Simple, Seamless, Efficient
- Flyer – TBEN-L | TBEN-S | TBPN – Multiprotocol I/O Modules with IO-Link Master
- Technical Article – Predictive Planning [PDF, 0,44 MB]
- Technical Article – IO-Link Series Growing – more21505e [PDF, 0,60 MB]
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Turck worldwide