コネクタケーブルによる迅速な接続と分離
ウィスコンシン大学マディソン校における電気自動車の研究プロジェクトにおいて、タークのコネクタ技術が電気自動車内の確実な接続を提供しています。
ウィスコンシン大学マディソン校のPhillip Kollmeyer博士は電気自動車の研究車両を開発しました。大学院生達と共にFord F-150に最新のバッテリーパック、電動モータ、モータドライブをタークのコネクタケーブル等と一緒に装備しました。
金属加工・自動車部品メーカのOrchid International社は、金銭面での支援と共に、電気自動車の構成部品、パワートレインの提供による技術的な支援も行った。Kollmeyer博士はこれとは別の研究パートナーをさらに呼び寄せました。“これらの構成部品を接続する方法を見つける必要性があることを認識していました。”とある大学院生は言います。“それにはタークが良いと考えました。タークはコネクタを用いた接続技術に関する専門的な知識を持ったメーカだからです。”
タークの販売パートナーであるMtech社は、コネクタケーブルに関する技術だけでなく、その豊富な経験とノウハウをベースとして、電気自動車の配線に対する貴重な情報を提供しました。“電気自動車の抽象的なブロック図を描く部分からスタートし、すべての構成部品が配線で接続されるところまで、ブロックダイアグラム作成や配線仕様の決定もサポートを行いました。” Kollmeyer博士のチームにおいては経験の浅い分野において、電源ケーブルはどのような接続が良いか、特殊なイーサネットケーブルが必要な場所はどこか、といったアドバイスを行いました。
タークのコネクタ技術
タークのコネクタが接続と分離が非常に容易に行えますので、部品やシステムの接続や分離が頻繁に行われる研究用車両には大変適しています。一般的な自動車に用いられるワイヤーハーネス及びコネクタは接続と分離を頻繁に行うようには作られていません。
Kollmeyer博士は言及します。“電気自動車の構成部品間の配線にはノイズ対策等の理由からシールドが必要な部分が存在します。従来の方法では配線に何週間もかかります。このような場面においてもタークのシールド付きのコネクタケーブルは素早く簡単に接続を終えることが可能です。”
- 自動車
- 化学
- エネルギー
- 食品・飲料
- 特装車・産業用車両
- 旋回体の角度の検出
- コンバイン上での2軸傾斜測定
- 事例紹介
- RFIDと非接触式エンコーダを用いた位置測定
- サスペンション生産ラインでのRFIDを用いたAGV
- スーパーヨット上のブロック型I/O
- ウインチの回転を測定する非接触式ロータリーエンコーダ
- 粉塵抑制システムへのリモートI/O
- キャビネットの冷却監視
- コネクタケーブルによる迅速な接続と分離
- 極低温環境におけるオートメーションソリューション
- クレーン制御に耐環境型リモートI/O
- 特殊クレーンでの圧力センサとリモートI/O
- ファクター1近接センサによるジェットコースター制御
- フィールドバスとコネクタと可動式石材製造装置
- アミューズメント施設でのリニア変位センサ
- 消防車の傾斜角検知
- 高所作業車の旋回角度検知
- 石油・ガス
- 包装・パッケージング
- 製薬・薬品
- 半導体
Select Country
Turck worldwide